2017年3月13日月曜日

運動直後のタンパク質合成の数値はレジスタンストレーニングによる長期的な筋肥大と相関が無い

Acute post-exercise myofibrillar protein synthesis is not correlated with resistance training-induced muscle hypertrophy in young men.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24586775

PLoS One. 2014 Feb 24;9(2):e89431. doi: 10.1371/journal.pone.0089431. eCollection 2014.

Mitchell CJ1, Churchward-Venne TA1, Parise G1, Bellamy L1, Baker SK2, Smith K3, Atherton PJ3, Phillips SM

運動後に筋肉の合成が高まることは知られているが、




これが長期的なトレーニングによる筋肥大に関係しているかを明確にした研究は無い。

23人の健康な男性でレジスタンストレーニングの経験が一年以上ない被験者。

結論、

多くの実験で1時間後から6時間後のMPSを測定しているが、

そこで出た数値が16週間後の筋肥大を予測するわけではない。

トレーニングを継続しているうちに数値は変わってくるので。


Free

引用している論文に面白いものが多いので、

そこをしっかりと読み込むのが良いでしょうね。

よくある基本的なタンパク質合成の実験は、

だからどうした?その時点ではそうかもな、トレーニングしたら分からんよ、

という当たり前の結果とも言えそうです。

トレーニングによって反応がより高くなる人、

変化しない人など様々なパターンがあると思われますし。

反応がよりよくなって筋肥大しやすくなる人が才能のある人となるのでしょうが、

じゃあどういう人がそうなるのか、というのは引用にもあるmTOR関連の話だと思いますが、

まだまだ未解明ということで。


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