2017年2月27日月曜日

食事による体内グルコースとアミノ酸の変化

Splanchnic and leg substrate exchange after ingestion of a natural mixed meal in humans

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10331398

Diabetes. 1999 May;48(5):958-66.

Capaldo B, Gastaldelli A, Antoniello S, Auletta M, Pardo F, Ciociaro D, Guida R, Ferrannini E, Saccà L

糖質の単純な摂取による動態は知られているが、

食事による糖質、脂質、タンパク質が同時に摂取された後の変化はよく分からないので、

男性11人を被験者として実験。

600kcalのピザを食べた後の変化を見た結果、

炭水化物は5時間後でもまだ吸収中と推測される。

動脈血中の乳酸値は30%ほど上昇したが、120分もしたら通常の値に戻った。

5時間後でも肝臓のアミノ酸放出は高まり筋肉での利用は増加した。



1999年の論文ですが、

サプリメントなどでの摂取ではなく、

通常の食事をしたらどのような変化が見られるのか、

というものを調べています。

近年、サプリメントでの単独摂取だけで語っている話が多く見られますが、

日常における食事も栄養補給に大きな効果を持っていますし、

その時間はかなり長く続きます。

こうした点を考えてサプリメントの摂取は実施すべきかと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿