Consumption of fluid skim milk promotes greater muscle protein accretion after resistance exercise than does consumption of an isonitrogenous and isoenergetic soy-protein beverage
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17413102
Am J Clin Nutr. 2007 Apr;85(4):1031-40.
Wilkinson SB, Tarnopolsky MA, Macdonald MJ, Macdonald JR, Armstrong D, Phillips SM.
無脂肪乳の摂取と大豆由来のタンパク質含有飲料での比較です。
18gのタンパク質の摂取とし、
飲料の内容成分もしっかりと書いてあります。
週に4回のトレーニングをしている若い男性という条件もありますし、
実際のトレーニングに役立ちそうなものです。
やや体重が重いかなといった所ですかね。
大豆由来のタンパク質の方が素早く血中のアミノ酸濃度が上昇し、
ミルク由来のタンパク質は血中アミノ酸濃度が上昇しにくいが、
3時間以上それなりの値をキープするという有名なグラフがあります。
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カゼイン、ソイ、ホエイのプロテイン話を調べなおしていこうと思いまして、
まずは10年前の論文から。
近年はロイシンの含有量が大事であるということが言われていますが、
その辺りの話の初期段階を見直していき、
何だかおかしな話が生まれていった原因を探ろう、
という目的です。
血中アミノ酸が上がることで刺激が起こって筋肉が合成されるわけですが、
その量が少ないと刺激としては不十分。
カゼインのように吸収が遅いものは血中アミノ酸を高めないので、
筋肥大の能力は弱いということが現在は指摘されています。
この論文を読むと、
確かに睡眠中などにはカゼインの方が良いかもしれないと言えますが、
合成も起こらないということを考えるとどうなのかな、
という具合ですね。
その他の食事由来のタンパク質なども考えると、
カゼインの有用性は疑問なのではというのが私の現在の考えです。
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