Ingestion of casein and whey proteins result in muscle anabolism after resistance exercis
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15570142
Med Sci Sports Exerc. 2004 Dec;36(12):2073-81
Tipton KD, Elliott TA, Cree MG, Wolf SE, Sanford AP, Wolfe RR.
20gのカゼインとホエイのタンパク質を摂取しての実験。
ホエイの方がカゼインの2.8倍ほどロイシンのピーク値が高かった。
摂取して60分後頃にピークは来る。
血流はホエイがどの時点でも高かった(有意だったり、そうじゃなかったり)。
フェニルアラニンはトータルで見るとカゼインの方が高い。
Free
2004年の論文に再び戻りますが、この頃はフェニルアラニンの効果が注目されていたので、
カゼインよりもホエイの方が良いとは明確に言われていません。
原著を当たっていくことで歴史の変化が見られます。
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2017年3月6日月曜日
2017年3月5日日曜日
大豆タンパク質の摂取が様々な身体活動レベルの人々の骨格筋と筋力に与える影響
Effects of dietary soy protein on skeletal muscle volume and strength in humans with various physical activities
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26399344
J Med Invest. 2015;62(3-4):177-83. doi: 10.2152/jmi.62.177.
Hashimoto R, Sakai A, Murayama M, Ochi A, Abe T, Hirasaka K, Ohno A, Teshima-Kondo S, Yanagawa H, Yasui N, Inatsugi M, Doi D, Takeda M, Mukai R, Terao J, Nikawa T.
高齢化や運動不足によって寝たきりになる人が日本では近年増加している。
大豆に含まれるグリシニンが筋の萎縮を予防する効果があることを示されている。
この研究が身体活動の少ない人や寝たきりの人に効果的であると考え、
大豆タンパク質の摂取で筋量がどのように変化するかを実験してみた。
59人の被験者、デスクワーク群(低活動)、週に2回は10km以上を走る群(高活動)は、
さらにカゼイン群とソイ群に分けられた。
寝たきり群はカゼイン群とソイ群と摂取なし群に分けられた。
7.5gの粉状カゼインか7.1gのソイを30日間摂取。
筋量は低活動群でソイの摂取が有意に増加、
寝たきり群ではカゼインが摂取なしと比べて有意に増加、ソイも有意では無いが増加。
筋力はソイが最も増加したが有意差は無し。
Free
何というか、あぁ日本人の論文だな、という感じのものですね。
ソイに効果があるとしていますが、カゼインでも十分に効果があると言えるものでは、
という感じですね。
まぁ筋力の増加も起こったというのを見るとソイが良い気もしますが、
どうなのかなぁ、という感じが否めません。
日本人の論文だなぁ、となります。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26399344
J Med Invest. 2015;62(3-4):177-83. doi: 10.2152/jmi.62.177.
Hashimoto R, Sakai A, Murayama M, Ochi A, Abe T, Hirasaka K, Ohno A, Teshima-Kondo S, Yanagawa H, Yasui N, Inatsugi M, Doi D, Takeda M, Mukai R, Terao J, Nikawa T.
高齢化や運動不足によって寝たきりになる人が日本では近年増加している。
大豆に含まれるグリシニンが筋の萎縮を予防する効果があることを示されている。
この研究が身体活動の少ない人や寝たきりの人に効果的であると考え、
大豆タンパク質の摂取で筋量がどのように変化するかを実験してみた。
59人の被験者、デスクワーク群(低活動)、週に2回は10km以上を走る群(高活動)は、
さらにカゼイン群とソイ群に分けられた。
寝たきり群はカゼイン群とソイ群と摂取なし群に分けられた。
7.5gの粉状カゼインか7.1gのソイを30日間摂取。
筋量は低活動群でソイの摂取が有意に増加、
寝たきり群ではカゼインが摂取なしと比べて有意に増加、ソイも有意では無いが増加。
筋力はソイが最も増加したが有意差は無し。
Free
何というか、あぁ日本人の論文だな、という感じのものですね。
ソイに効果があるとしていますが、カゼインでも十分に効果があると言えるものでは、
という感じですね。
まぁ筋力の増加も起こったというのを見るとソイが良い気もしますが、
どうなのかなぁ、という感じが否めません。
日本人の論文だなぁ、となります。
2017年3月4日土曜日
運動後に炭水化物とタンパク質を摂取することでラットの骨格筋のグリコーゲン量は増加する
Post-exercise carbohydrate plus whey protein hydrolysates supplementation increases skeletal muscle glycogen level in rats
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19593593
Amino Acids. 2010 Apr;38(4):1109-15. doi: 10.1007/s00726-009-0321-0. Epub 2009 Jul 11.
Morifuji M, Kanda A, Koga J, Kawanaka K, Higuchi M.
運動後に炭水化物とタンパク質を同時に摂取することで、
グリコーゲンの回復が高まるということは分かってきたが、
どのタンパク質が効果的なのかは不明なのでラットを体重の2%負荷で4時間泳がせて、
グリコーゲンを枯渇させてからどのように回復するかを調査。
グルコースのみ、グルコース+ホエイ、グルコース+カゼイン、グルコース+BCAAの群。
ホエイプロレインの中でもWPHが最も運動後の回復が有意に高かった。
さらに Akt/PKBやPKCzetaのリン酸化も有意に増加した。
炭水化物の摂取とタンパク質(特にWPH)はAkt/PKBやatypical PKCsを活性化させ、
グリコーゲンの筋肉への取り込みを高めると考えられる。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19593593
Amino Acids. 2010 Apr;38(4):1109-15. doi: 10.1007/s00726-009-0321-0. Epub 2009 Jul 11.
Morifuji M, Kanda A, Koga J, Kawanaka K, Higuchi M.
運動後に炭水化物とタンパク質を同時に摂取することで、
グリコーゲンの回復が高まるということは分かってきたが、
どのタンパク質が効果的なのかは不明なのでラットを体重の2%負荷で4時間泳がせて、
グリコーゲンを枯渇させてからどのように回復するかを調査。
グルコースのみ、グルコース+ホエイ、グルコース+カゼイン、グルコース+BCAAの群。
ホエイプロレインの中でもWPHが最も運動後の回復が有意に高かった。
さらに Akt/PKBやPKCzetaのリン酸化も有意に増加した。
炭水化物の摂取とタンパク質(特にWPH)はAkt/PKBやatypical PKCsを活性化させ、
グリコーゲンの筋肉への取り込みを高めると考えられる。
2017年3月3日金曜日
就寝前のタンパク質摂取がトレーニングによる骨格筋の適応を高める
Pre-Sleep Protein Ingestion to Improve the Skeletal Muscle Adaptive Response to Exercise Training
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27916799
Nutrients. 2016 Nov 28;8(12). pii: E763.
Trommelen J, van Loon LJ
タンパク質の摂取に関するレビュー。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27916799
Nutrients. 2016 Nov 28;8(12). pii: E763.
Trommelen J, van Loon LJ
タンパク質の摂取に関するレビュー。
2017年3月2日木曜日
バスケットボール選手はポジションに応じてテストステロンとコルチゾールの分泌量が異なっている
Using testosterone and cortisol as biomarker for training individualization in elite basketball: a 4-year follow-up study
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25144130
J Strength Cond Res. 2015 Feb;29(2):368-78
Schelling X, Calleja-González J, Torres-Ronda L, Terrados N.
4年間のフォローアップ研究。
ポジションと出場時間、季節に応じての特徴を分析。
パワーフォワードはテストステロンが低い、
スモールフォワードはコルチゾールが高い、
13~25分の出場時間が多い選手はテストステロンもコルチゾールも多く分泌された。
3月から4月がテストステロンが低くコルチゾールが高いカタボリックな状態になりやすい。
など。
もちろん、これらは出場時間やポジションに応じて異なる点を考慮する必要はある。
と。
ドーピング検査をするならついでにこうした血液検査も少しやって、
選手に還元するというやり方を採用していったら協力的な人も増えるかなぁ、
と思いました。
年間を通じてのホルモン分泌の違いというのは試合やポジションも当然ながら、
その他の練習の影響などもあるでしょうし、
パフォーマンスとも関連して考えないとダメでしょうね。
AだからBだ!!
と単純に断じないように。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25144130
J Strength Cond Res. 2015 Feb;29(2):368-78
Schelling X, Calleja-González J, Torres-Ronda L, Terrados N.
4年間のフォローアップ研究。
ポジションと出場時間、季節に応じての特徴を分析。
パワーフォワードはテストステロンが低い、
スモールフォワードはコルチゾールが高い、
13~25分の出場時間が多い選手はテストステロンもコルチゾールも多く分泌された。
3月から4月がテストステロンが低くコルチゾールが高いカタボリックな状態になりやすい。
など。
もちろん、これらは出場時間やポジションに応じて異なる点を考慮する必要はある。
と。
ドーピング検査をするならついでにこうした血液検査も少しやって、
選手に還元するというやり方を採用していったら協力的な人も増えるかなぁ、
と思いました。
年間を通じてのホルモン分泌の違いというのは試合やポジションも当然ながら、
その他の練習の影響などもあるでしょうし、
パフォーマンスとも関連して考えないとダメでしょうね。
AだからBだ!!
と単純に断じないように。
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