Increase of aerobic capacity by submaximal training and high-fat diets.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8979456
Folia Med (Plovdiv). 1996;38(1):49-59.
Boyadjiev N
1996年の論文で少々古いものですが、
動物実験を実施。
食事のカロリー摂取の8割近くを脂質にしたグループは、
最大酸素摂取量の向上が見られた。
運動を組み合わせるとさらに向上した。
これには糖の利用よりも脂質の利用が進んだことが影響していると考えられる。
最大酸素摂取量の向上には高脂質の食事も効果的である、
という話です。
運動によって向上しない場合
脂質が不足しているからということも言えるわけですね。
こうした考えから、最大酸素摂取量が持久的なパフォーマンスの指標として有用なのか、
ということへの疑問は高まっています。
まぁ現在言われているような感じでは使えないであろう、という話です。
筋内脂肪の話なども組み合わせると、
適度な脂質が存在することで持久的なパフォーマンスは高まる、
脂質を貯蔵しようと人間の身体は適応する、
となります。
糖の貯蔵量を測定する方が効果的ということが言えるかと思います。
60~70%を超える酸素摂取量の運動の場合は確実に糖が必要となります。
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