Neither load nor systemic hormones determine resistance training-mediated hypertrophy or strength gains in resistance-trained young men
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27174923
J Appl Physiol (1985). 2016 Jul 1;121(1):129-38. doi: 10.1152/japplphysiol.00154.2016. Epub 2016 May 12.
Morton RW, Oikawa SY, Wavell CG, Mazara N, McGlory C, Quadrilatero J, Baechler BL, Baker SK, Phillips SM
(4)の研究で1RMの30%~90%の負荷が筋肉のタンパク質合成を刺激する最低の負荷であると示した。
(50)や(51)の研究から、レジスタンストレーニングによって生じる循環するホルモンの量は筋肥大にほとんど影響していないことが示された。
簡単に言うと(4,28,33,50,51)の研究結果から、
負荷やホルモンは筋肥大に影響を与えていないということが言える。
しかし、(4,28,50,51)は非鍛練者での実験であるため、
レジスタンストレーニングを実施している人であればさらに影響が低いと推測される。
そこで本研究ではトレーニングを積んでいる人を被験者として実験を実施した。
少なくとも2年以上のトレーニング経験がある49人の健康で若い男性が参加。
高回数群は20~25repで3set、1RMの30~50%
低回数群は8~12repで3set、1RMの75~90%
とし、実験期間中に負荷は調整を実施した。
運動後には30gのホエイタンパク質を摂取。
結果、どちらの群でも筋肥大は認められ、大きな差は無かった。
ベンチプレスの1RMだけは低回数群の方が伸びが良かった。
循環するホルモンの分泌量は実験前後で違いは無かった。
より高負荷なレジスタンストレーニングの方が筋肥大に効果的では無いと言える。
オールアウトするような回数の継続が効果的であるということが示された。
(1,20,41)にあるような高負荷低回数と(5,28,44)にあるような低負荷高回数を組み合わせることが、
もっとも効果的であることを裏付ける実験であると言える。
(52)の研究ではトレーニング後のGHやIGF-1などは筋肥大や筋力向上と相関がほとんど無いことを示したが、
今回の実験でも同様の結果となった。
Free
筋肥大や筋力向上に成長ホルモンやIGF-1は無関係
rep数を多く繰り返すことが筋肥大や筋力向上には重要
rep数を多くすることで時間や総運動量が異なる
ネットで検索すると成長ホルモンやらIGF-1を多くするsetの組み方というのは未だに多くでますが、
残念でした
という感じですかね。
はい。
毎度ながらの広告になりますが、
既に書いた通りですがそんなものには全く触れておりません。
https://note.mu/jshira/n/n46007f6f8f73
今のところ考えられる最も適切な形になっていると思います。
あとはもっと食事に気を遣おう、
ということになっていくかと思います。
腸脳相関とかさらに研究が進みそうな気がしますね。
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