Practical blood flow restriction training increases acute determinants of hypertrophy without increasing indices of muscle damage.
J Strength Cond Res. 2013 Nov;27(11):3068-75. doi: 10.1519/JSC.0b013e31828a1ffa.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23446173
日本では加圧トレーニングなどで知られていますが、
英語ではVascular blood flow restriction (BFR)なんていう表現で研究が行われています。
直訳をすると静脈の血液の流れを制限する、
という形ですね。
このトレーニングは近年、多くの研究が始まった分野だと思われますが、
大きなポイントとして挙げられるのは筋肉へのダメージが少ないということです。
一般的に筋肥大のためには筋肉の損傷が必要な条件とされていますが、
加圧トレーニングやスロトレなどでの研究から、
脳などへの刺激情報が与えられる事が重要なのでは?
といった考えが出てきています。
この論文では筋肉のダメージ指標から血流を制限したトレーニングについて調べています。
結論を言えば、
筋肉へのダメージが無いのに筋肉が肥大する、
そうした事が言えそうです。
ただ、
筋肉へのダメージがなくても筋肉が肥大するということがどういうことか、
そこまではまだ明確になっておりません。
また、
筋肉の肥大ということは筋力も上がる!!
そのような単純な発想を持って良いわけでも無いのです。
筋肉が力を発揮するには筋肉だけが肥大すれば良いのでは無い、
ということでして。
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