Effects of sleeping with reduced carbohydrate availability on acute training responses
J Appl Physiol 2015 Sep 15;119(6):643-55
Lane SC, Camera DM, Lassiter DG, Areta JL, Bird SR, Yeo WK, Jeacocke NA, Krook A,
Zierath JR, Burke LM, Hawley JA
体内においては常に様々な変化が起こっていますが、
トレーニング中やトレーニング後は普段と違った変化が起こります。
そうした変化において幾つかのポイントを焦点として見た実験です。
運動前に炭水化物を摂取して高負荷なトレーニング(high-intensity training)をやり、
何も食べずに寝た場合と、
前者が摂取した半分の炭水化物を摂取して高負荷なトレーニングをやり、
残り半分をトレーニング後に摂取した場合の二つの群を比較。
朝起きてから120分の自転車テストをやって測定をした結果、
筋グリコーゲンは当然摂取した群が高いとして、
PGC1α mRNA や PDK4 mRNAなども上昇していましたが、
PPARδのプロモーターのメチル化は摂取しなかった群でのみ向上。
作用の特性を考えると、
たまにはこうしたことをやるのも有では?
というところでしょうか。