2017年1月5日木曜日

異なる運動時間による中枢制御と神経系の疲労

Central Regulation and Neuromuscular Fatigue during Exercise of Different Durations


Med Sci Sports Exerc. 2016 Apr;48(4):663-72

FROYD, CHRISTIAN; BELTRAMI, FERNANDO GABE; MILLET, GUILLAUME Y.; NOAKES, TIMOTHY D.

中枢の疲労や神経系の疲労の原因は運動強度と時間であって、

共通の因子は特に見当たらない。

2017年1月4日水曜日

繰り返し行う運動の間に冷水に浸かった場合の筋酸素化動態の変化

Effects of Cold Water Immersion on Muscle Oxygenation During Repeated Bouts of Fatiguing Exercise: A Randomized Controlled Study



Medicine:
January 2016 - Volume 95 - Issue 1 - p e2455

Yeung, Simon S. PhD; Ting, Kin Hung PhD; Hon, Maurice MSc; Fung, Natalie Y. BSc; Choi, Manfi M. BSc; Cheng, Juno C. BSc; Yeung, Ella W. PhD


すぐに試合がある場合は効果的かもしれないが、

冷却による疲労の軽減効果はよく分からない。

今後も研究の継続が必要。

2017年1月3日火曜日

アミノ酸の摂取とウエイトトレーニングの実施はカロリー制限下で除脂肪体重を維持する

In a single-blind, matched group design: branched-chain amino acid supplementation and resistance training maintains lean body mass during a caloric restricted diet


Wesley David Dudgeon ,Elizabeth Page Kelley and Timothy Paul Scheett

Journal of the International Society of Sports Nutrition201613:1

体重減少を目的としたカロリー制限を実施している時に、

アミノ酸(練習前後に14gずつ)を摂取することは除脂肪体重の維持を実現する。

8週間での実験。

(プロトコル的に微妙な感じはある。タンパク質の摂取がCHO群に多いので差が出にくかった?)

2017年1月2日月曜日

マッサージにパフォーマンスを回復させる効果はあるのか(レビュー)

Massage and Performance Recovery: A Meta-Analytical Review



Poppendieck, W., Wegmann, M., Ferrauti, A. et al. Sports Med (2016) 46: 183


トレーニングの後にマッサージが行われるはよくあるが、

これに科学的な裏付けがあるのかを調べるために、

多くの論文を調査してみた。

5~12分のマッサージに大きな効果が見られた、

トレーニングしていない人の方がトレーニングしている人よりも効果が見られた、

などなど。

2017年1月1日日曜日

組換えヒトエリスロポエチンは何を改善して持久力を高めるのか

RhEPO improves time to exhaustion by non-hematopoietic factors in humans.



Annaheim, S., Jacob, M., Krafft, A. et al. Eur J Appl Physiol (2016) 116: 623. 


ヒトエリスロポエチンの投与は持久力を改善させるのは知られているが、

この持久力の改善に関係する要因は何かを調べた。

最大酸素摂取量の向上は見られるが疲労困憊となるまでの時間の変化は関係が見られない。

血漿のvolumeの減少は見られるが持久的な面に関して影響を与えていない。

非造血因子の変化も影響しているのではないかと考える。