Bradley S Gordon, David L Williamson, Charles H Lang, Leonard S Jefferson, and Scot R Kimball
REDD1(development and DNA damage 1)が発現することで、
栄養が十分に足りていてもmTORC1が制御されるため、
タンパク質の合成が抑制される、というもの。
下の日本基礎老化学会の論文を見ていただければ、
より理解をしやすいかもしれません。
http://www.jsbmg.jp/products/pdf/BG35-3/35-3_11-16.pdf
ミオスタチンやREDD1などによって、
人間の筋肉は肥大しすぎないように制御されているわけですね。
これはエネルギーを多く消費するのが動物にとっては好ましくないと遺伝子で制御しているから、
そのように考えられたりしています。
食料が安定的に生産されるようになったのはここ数千年の話ですし、
この時間は遺伝子レベルで人類の進化などなどの影響を与えるには短すぎるとか。
ですので、
エネルギーは使わない身体が好ましいと脳その他は認識しております。
よって、
運動をするとエネルギーを無駄に使わないで済む体に変化します。
この辺りを理解すると、
競技に応じて食事をどうするべきなのか、
といったことが曖昧ながらも理解できるかもしれませんね。