2013年12月28日土曜日

強度の低いインターバルトレーニングと持続的な運動の比較

Effects of a low-volume aerobic-type interval exercise on v˙o2max and cardiac mass.

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23846165

Med Sci Sports Exerc. 2014 Jan;46(1):42-50. doi: 10.1249/MSS.0b013e3182a38da8.

こちらの論文は強度の低いインターバルトレーニングと、

持続的な運動での最大酸素摂取量の向上の違いを比較しているものです。

筆頭の方の所属先は

Space Biomedical Research Office, Japan Aerospace Exploration Agency, Tokyo, JAPAN

ということでして、

後半の「Japan Aerospace Exploration Agency」という部分は御存じでしょう。

略称はJAXAということで、宇宙航空研究開発機構ですね。

一番最後には向井千秋さんの名前も入っています。

宇宙においてはトレーニングをしないと重力が無いために一気に身体が衰える、

そうした事は知られているかと思います。

ですので、衰えるのを防止するためにも宇宙ではトレーニングが行われますが、

ここに費やされる時間が意外と多いんですよね。

その時間を効率良いトレーニングによって減らせば研究量も増える、

といった感じでJAXAは身体トレーニング関連の研究を意外とされております。

そうした中からの一品かと思われますが、

負荷の低いインターバルトレーニング(カロリー消費で判断している)をやって、

40分間の持続的な運動よりも13分間の低インターバルトレーニングの方が効果が高かった、

という結論になっています。

これは練習を考えるうえで、かなり参考になりそうな気がします。

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