2014年5月23日金曜日

クレアチンの摂取による筋力への影響


Creatine supplementation prevents acute strength loss induced by concurrent exercise.

 2014 May 20.


クレアチンの摂取が筋力の上昇に効果的という論文は多々ありますが、
持久的な運動と強度の高い運動を組み合わせるとどうなるかを調べてみたのがこちら。
クレアチンの減少が運動制御の一要因であると推測する人もいますので、
こうした研究を追っていくのは新たな発見につながるかと思われます。

2014年4月22日火曜日

女性へのプライオメトリックトレーニングの効果

Effect of plyometric training on lower limb biomechanics in females.

2014 Jan;24(1):44-50.

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24100464

男子選手に比べて女子の選手、特に陸上競技の長距離をやっている選手があまりやっていないプライオメトリックトレーニング。これにどのような効果があるのかを調べたデータ。ケガの予防やら出力の向上やらが見込め、より高いパフォーマンスにつながるはずなのに、何故やらないのか。

2014年4月21日月曜日

長期間の筋力トレーニングが方向変化のスプリントに与える影響

Long-term strength training effects on change-of-direction sprint performance.

2014 Jan;28(1):223-31.

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23588486

サッカーやラグビーなどのスプリントとジョギングが続くような種目における、筋力トレーニングの効果を見た実験。子供の頃からやった方が有意差のある違いにつながっていくとしています。身長が伸びなくなるという不安がある人などなどあるかもしれませんが、その辺りは自己判断でどうぞ。そもそもに、それが本当か調べるところから始まり、この論文における負荷なども考慮すべき話なるかと思います。

2014年4月20日日曜日

グリコーゲンの貯蔵量が筋小胞体からのカルシウムイオン放出を調整する

Muscle glycogen content modifies SR Ca2+ release rate in elite endurance athletes.

2014 Mar;46(3):496-505.

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24091991

疲労の原因がグリコーゲンの減少と、それによるカルシウムイオンの放出低下による筋肉活動の減少、そのようなことが理解できる一本となっているかと思います。疲労の原因はそれ以外にも様々ですので、あくまで一つの要因であるといった理解でどうぞ。

2014年4月14日月曜日

走速度と接地パターンを調査してみた

Relationship between Running Speed and Initial Foot Contact Patterns.

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24504424

2014 Feb 5

長距離選手の接地パターンを調査してみた結果、

一定の傾向が観察されたというものがこちら。

スピードが上がっていくに連れて接地位置が変化するというのは想像出来る話ですが、

さてはて、これを見て普段の遅い時の走りにどのような意識を与えれば良いのやら。