本題。前半の動作に関しては、地面に力を加える必要性の有無、もちろん必要で張るけど加えすぎていませんか?短距離も長距離も、という点をご理解いただけましたら。特に長距離は踏まないでもしっかりと地面に力を加えられる姿勢を作れるシューズが発売されているわけで、 あれを履いているのに最後地面に力を加えたりしていたらそれはロスでしかない、感覚としては力を入れているつもりでも、それは遅れた動作ですからね、ということで。あとは様々な動きを試してみるのが良いと思います。自分の体のことは自分にしか分かりませんので、骨格などの微妙な違いで腕振りや脚の動かし方、タイミングなども変わってきますので。取りあえず小さな力で速く走ることができるようになったら、それなりに大きな力を加えてみるという形でスピードを上げていくのが良いかと思います。
後半に関しては少し速度アップしましたが。
しっかり食べて準備をしておかないと代謝物質が発生しにくい、ホルモン分泌が下がるからトレーニング効果は落ちる
という基本をご理解頂ければ。そのためにも練習後は素早く食べようね、しっかり寝ようね、という話になります。その日だけで練習は完結しない、次の日以降も練習はあるからねというのを忘れずに。あとは呼吸が乱れるような状態でのトレーニング効果、筋肉が増える時ってどういう状態か、というのを確認してもらいましたら、練習の組み方も見えてくるかと思います。特に短距離の人は速度を上げて少ない量というのが傾向として有りがちですが、それだと足りない点が多々出てしまうというのも分かって頂けたかと思いますので。ある程度の段階になったら走り込みは大事になりますが、そこもペース配分、自分の身体でどういった代謝物質が生成されているのか、前日の食事不足でエネルギー不足になっていそうだからここで止める、といった考えが持てると良いかと思います。
あとは持久力というものを曖昧にしていますが、
あとは八田先生の本は運動生理学の基本的なところを分かりやすく説明してくれているので良いと思います。 |
こちらの本を眺めて頂きますと、持久力って複雑すぎてよく分からんのだな、というのも分かるかと思います。やや小難しい話もありますが、読み物として楽しめますので。
個人的に勉強をしたいという人に関しましては、 日本陸連の科学委員会がデータを出していますし https://www.jaaf.or.jp/about/resist/t-f/ WAも出しています。 https://www.worldathletics.org/about-iaaf/documents/research-centre あとはciniiでの検索によっても出てきます。 https://ci.nii.ac.jp/ ただ、論文を読む際にはその背景を理解したり、穿った見方をしてみたり、著者が引用している論文を読み漁って本当にその結論に至る??といった疑問を持ち調べるという作業が必要ですので、テクニックと時間は必要です。そうしたものをやりながら競技をしてみるのも楽しいかと思いますが、そんな時間は無いんですよ...でも少しのお金ならあります...という方は練習計画の作成やその背景説明などのお仕事依頼も引き受けておりますので、ご依頼ください。お値段表と申し込みはこちらより。 質が高い練習というのは準備があってこそ高くなるのであり、スピードを速くするだけが質の高い練習では無い、という意外と見落とされている点など、少し小難しい話の多い点、時間の不足によるスピードの速い点などありましたが、価格設定を大幅安にしましたのでご容赦ください。説明が足りてない点などありますので、ご興味ございましたら大学の長期休みや合宿期間などにお呼び下さい。 |