2017年11月2日木曜日

タバコの煙による悪影響は運動によって低下させることができる

Exercise training reverses inflammation and muscle wasting after tobacco smoke exposure

http://ajpregu.physiology.org/content/early/2017/10/25/ajpregu.00316.2017
















2017年10月25日水曜日

筋原線維のタンパク質合成はレジスタンストレーニング後24時間続く

Enhanced Amino Acid Sensitivity of Myofibrillar Protein Synthesis Persists for up to 24 h after Resistance Exercise in Young Men


https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21289204

J Nutr. 2011 Apr 1;141(4):568-73. doi: 10.3945/jn.110.135038. Epub 2011 Feb 2.

Burd NA, West DW, Moore DR, Atherton PJ, Staples AW, Prior T, Tang JE, Rennie MJ, Baker SK, Phillips SM.

運動後の筋肉の合成は1~4時間程度に関して多くの研究がされている(1~5)。

また、レジスタンストレーニングにおける合成も多く研究されている。

一方で、24時間での合成などに関しては不明な点も多い。

高齢者ではインスリンによる影響で20時間に渡って合成が高まると言われる(9)。

この論文の著者らは(10)や(11)において筋肉の合成効果は強度ではなく収縮活動の量に応じることを明らかにした。

しかし、強度や量がどの程度で刺激となるかは不明のままである。

この論文における研究は通常時とレジスタンストレーニング後の筋肉の合成の違いを調べた。

被験者は15人の活動的な若い男性、BMIは24。

実験プロトコルは(10) で用いたものを使用。

(10)
Low-Load High Volume Resistance Exercise Stimulates Muscle Protein Synthesis More Than High-Load Low Volume Resistance Exercise in Young Menhttp://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0012033

1RMの90%を持続出来なくなるまで(90FAIL)
1RMの30%で仕事量を90FAILと同じにしたもの(30WM)
1RMの30%を持続出来なくなるまで(30FAIL)

結果

筋原線維のタンパク質合成速度(FSR)は90FAILと30FAILにおいて、

レジスタンストレーニング後24~27時間でコントロール群より有意に高かった。

Akt on Ser473の変化は90FAILにおいて有意に高かった。

mTOR on Ser2448の変化は30FAILにおいて有意に高かった。

4E-BP1 on Thr37/46はどの群においてもレジスタンストレーニング後群が有意に高かった。

p70S6K on Thr389はどの群でも差が見られなかった。

考察

既に運動とタンパク質の摂取によって24時間のタンパク質合成の上昇は確認されており、

今回の結果は 驚くものでは無かった。

タンパク質の合成を高めるには速筋の動員が重要であると推測される。

速筋が動員された後、筋線維の動員が速筋、遅筋ともに行われることで、

24時間後のタンパク質合成を高めると考えられる。

このことから負荷に関しては質と量が大事であろうと推測される。

しかし、どういったものが最適なのかは今回の実験からは不明のままである。


Free


2011年の論文ですが、量と質の両方が筋肥大の刺激となりますよ、

という話ですね。

負荷というものが質と量の両面で考えるものというのが理解できていないと、

説明する際に勘違いして理解されそうな話でもあります。

仕事量を90FAILと同じにした30WMでは筋肉の合成が大きくないという点は大事ですね。

軽いのでやる場合は徹底的にしっかりとやる。

疲れて動かないという状態までやるのが必要である、ということで。

あとは24時間もトレーニング効果の残存がある点から、

タンパク質の摂取はそうしたところも意識してするべき、

となるかと思います。

2017年10月10日火曜日

第30回トレーニング科学会雑感

2017年10月7日(土)と8日(日)に日本体育大学世田谷キャンパスにおいて、

第30回トレーニング科学会が開催されました。

第31回は来年の10月末の土日に東海学園大学の三好キャンパスで開催予定とのことです。

告知は先に済ませまして参加しての感想を。

初日の最初のシンポジウムは「オリンピックとトレーニング科学」というテーマ。

JISSが何をやっているのかといういつもながらの話から始まり、

二つ目は高橋英幸先生によるMRIやMRSを用いた筋コンディション評価という話。

https://research-er.jp/researchers/view/105615
こんな研究をされています。

出典のジャーナルがスライドに提示されなかったので、

JISSの年報にでも載っているかと思います。

http://www.jpnsport.go.jp/jiss/gaiyou/jigyou/houkoku/tabid/260/Default.aspx

筋グリコーゲンの回復は翌日では不十分、

3日で体重を1kg落とした例では筋グリコーゲンも30%減っていたとの話が。

1kg落としたらパフォーマンスは当然落ちるという話ですね。

トレーニング後の回復も大事ですけど、

体重を落としたらグリコーゲンは減る。

その後はバドミントンとカヌーのご紹介。

データを積み重ねていくことでトップ選手がこの年齢だった時にはこのくらいだった、

という比較ができるといった話を東京とカヌー協会理事の藤野強さんの話でありました。

指標としてデータを残しておくというのは大事ですね。

初日のポスター発表は思った点をいくつか。

1-01ウエイトトレーニングとプライオメトリックトレーニングの組み合わせ順序
    プライオメトリックによる出力が刺激となってウエイトトレーニングに効果が出るだけでは?
    (プライオをアップの段階で取り入れるのはどの種目でも効果的とは言えそうです)

1-04高回数・低強度レジスタンストレーニング実施直後の筋浮腫~~
    高回数・低強度レジスタンストレーニングにより生じる筋浮腫が筋力向上を妨げると
    結論付けていたが、高強度を一度も入れない高回数では出力が高まらず、
    筋力が向上しないというのは先行研究で言われているのに筋浮腫の話にしているので、
    実験プロトコルから見直した方が良いと思いました。

1-07低酸素環境下スロートレーニングの生理的応答
    スローと聞いた瞬間に石井先生のところと推測されてしまうわけですが、
    スロトレに低酸素でさらなる低酸素状況を筋内に作り出して筋活動を高めるとのこと。
    高地トレーニングとかの話を考える今日この頃な私にとっては示唆に富む内容でした。

1-13野球の打者における下肢および体幹部の筋横断面積~~
    下肢と体幹部の筋横断面積の総和とスイングスピードには有意な相関関係があった、と。
    野球選手もサポートしているので野球関連は興味深く見させて頂きました。
    何も考えずに走ったりするよりは、うまくウエイトなどで筋肥大をしていく方が、
    効率よく鍛えることが可能というのは当然ですかね。
    野球は走塁技術も必要な種目ですので、走ることも大事ですがそこの分離はあっても良い
    でしょう。野球関係者からのお話、お待ちしております(広告・宣伝です)

1-16女子大学生における痩身・肥満の現状
    女子大学生は隠れ肥満を指摘される一方でサルコペニアの基準を下回る報告もあり、
    調査してみた結果として隠れ肥満よりもプレサルコペニアの学生の方が多かった、と。
    サルコペニアは高齢者の筋肉減少のことです。女子大学生は高齢者並みに筋肉が少ない。
    筋トレしましょう。しっかり食べましょう。特にたんぱく質を、ということですね。
    痩せたい気持ちは分かるけど、カロリーを無理に減らしタンパク質を減らしたその身体は、
    高齢者並みのスッカスカの身体になってますよ、と。

1-17スプリント加速期の接地時間とその割合
    ジュニア選手での年齢変化に加えて速い選手と遅い選手で比較したものです。
    接地時間が短くて1歩における接地時間も短い、脚の回転が速い選手が走るのが速い、
    という結果のようです。いかに素早く脚を回転させられるかが速く走るためには大事、
    という当たり前の話ではあります。遅い選手はやはり力を加えようとしてしまうんでしょうね。
    サッカー関係者からのお話、お待ちしております(広告・宣伝です。その2)

1-18高校生男子1kmタイムトライアル優勝経験者の体力特性
    今年は競輪選手との交流もありまして、タイムトライアルとの違いを説明して頂きました。
    自転車競技の1kmTTはとにかく最初の立ち上がりが重要であり、
    最後まで全力で漕いでもそんなに減速しないそうです。
    ということでどうやって最初の立ち上げを速くするかの勝負であり、
    下肢骨格筋のサイズが大きくて筋力・パワーが高いことが大事、と。
    上手くウエイトトレーニングを導入することで、違いを出せそうな気がしました。
    競輪関係者からのお話、お待ちしております(広告・宣伝です。その3)

1-23短距離走選手における足関節底屈柔軟性とスプリントパフォーマンスの関係
    ストレッチ実施直後の柔軟性の増加がスプリントパフォーマンスを下げると指摘されるので、
    足関節の柔軟性も関係しそうだから調べてみたというのは悪くないですが、
    ストレッチ後の柔軟性の増加がそもそもにどうして起こるのか、という点を理解しないで、
    硬いのが良いと言える結果が出そうだから調べたら相関は低かった、
    となってしまった感じがとてもしました。
    走るという点に関しては技術的な要素も絡むので、短絡的にここが硬いから速いんだ、
    という都合の良い結果は出てこないと思います。
    ランニングフォームの良し悪しを定量化するというのが出来ないと、
    この辺りはどうにもデータとしては使えない気がします。

その他にもいろいろとございましたが、疲れてきたのでここまでとさせて頂きます。

二日目のシンポジウムで河森さんがお話されていたように、

このデータを見て俺はこう思うけど、という解釈の違いは同じ数値を見ても出てきます。

先行研究をどれだけ知っているか、似たような事例をどれだけ知っているかなど、

様々な要因で見方が異なり導かれる答えも違うと思います。

ですので、この発表にあったことを都合の良いようにだけ使わず、

いやでもこういう解釈も出来るし、ひょっとしたらこういう先行研究と組み合わせると、

という感じで考えがつながっていくとよいと思います、

そのためには多くの知識を身に着けるしかないわけですが...


初日の午後は性差を考慮したトレーニング科学というシンポジウムでした。

女性はテストステロンが男性に比べるととても低いことから、

前駆体であるDHEA(デヒドロピアンドロステロン)に注目して、

という専修大学スポーツ研究所の相澤勝治先生の話に始まり、

JISSの中村真理子先生の性差を考慮したコンディション評価、

日体大の岡本孝信先生の運動トレーニングにおける動脈進展性の性差という3題でした。

卵胞期と黄体期ではいろいろと違いが出てくるということを考慮して、

トレーニングなどをやっていくのが大事ということですね。

この辺りの話もここ数年で何度も聞いておりますが、

現場の指導者や選手自身がもっと学ばないことにはどうしようもないと思います。

どうにかして啓蒙活動をする必要がありますね。

保健体育の教科書あたりが狙い目かと思いますが...


その後の企業プレゼンでは缶ビールのご提供を受けまして、

ビールを飲みながら出展企業様の商品を眺めさせて頂きました。

欲しい、魅力的となるものもありますが、お値段を一切言わないものですので、

お高いんでしょう~~?

と思うだけで終わってしまいますね。

なお、twitterにも画像を載せましたように、

H+Bライフサイエンス社様より粉飴を頂きました。
 http://www.hb-life.jp/

参加費用が粉飴で返ってきたということですね。

懇親会ではバイオメカニクス会の重鎮であります阿江先生にじっくりとお話を聞かせて頂きました。

翌日に開催しました交流会で話を盛り込ませて頂きましたが、

バイオメカニクスはどうやって使うかが大事ですので。

阿江先生には長年の経験から考える部分の話も聞かせて頂きまして、

興味深い話が多くありました。

懇親会の参加費がとても安くなった感じですね。

二日目の最初はパラリンピックとトレーニング科学というお題でしたが、

このパラリンピック関連の話は東京での開催が決まって以降、

一体何度目だというくらいに聞き飽きた話でしたし、

JISSの人たちの出してきたデータや画像も見飽きたものでした。

あちこちの学会でネタ被りが多発するようになっています。

オリンピックとパラリンピック関係はもう既に飽和したと思いますので、

御一考くださいと思いました。

初めて見る人も多いとは思いますけど、

ネタが被りすぎですね。今年だけでも3回は同じのを見ました。

最後の山本篤選手の実体験からの話は面白かったですが、

抄録集に載っている、

「1度の実験だけでは結果は見えても方法論は見えてこなく、考察はただの妄想でしかない」

という言葉に凝縮されている気がします。

5度の実験と8年の歳月によって分かったと書かれていますが、

話の中で出てきたデータなども解釈する人によって異なるだろうし、

もっとこうした方が良いのでは、という多くの意見が出そうな気がしまして、

その中でどうやって自分で取捨選択をしてきたのか、後悔は無いのかな、

ということを思いました。

障がい者だから健常者と同じ/異なった動作にすることが本当に良いのか、

という判断はとても難しい気がします。

昼のランチョンセミナーは筑波大学の征矢英昭先生による
「スポーツにおける中枢疲労問題に迫る
メタボロミクスの導入;脳グリコーゲン代謝やストレスホルモン蓄積に関連して」

という題でのお話でした。

長時間の運動における脳の疲労、脳グリコーゲンの減少といった話とその生理的意義について、

いつもながらの圧倒的な情報量でのお話でした。

マラソンでのトレーニングについてあれこれとやっているところですが、
(陸上競技関係者からのお話、お待ちしております)(広告・宣伝です。その4)

 以前に聞いた征矢先生の話もかなりベースになっておりまして、

2時間切りプロジェクトなんかも多分この辺の話をちゃんと入手してやっているはずです。

それ故の給水方法だと思われますし。

お話の中では運動によって脳内でケトンが増え、乳酸が増え、

これらを脳が取り込んで使っているというものがあり、

乳酸の利用をすることが非常に大事であるということを述べられていました。

脳に関しては運動すればケトン体が出るみたいですが、

ケトジェニックな食事をしていたら乳酸が出にくくなりますので、

しっかりと糖質を摂取した食事をするのが大事そうだな(粉飴もらったな)と思いました。

結局のところ、トレーニング効果はいかに代謝物質を作り出すかという点も大事ですので、

いろいろな物質を作れるように食事などはアレコレと食べておく必要がありそうだ、

と。

後半の駅伝選手に関しての毛髪での測定は、思うところが多々あり、

今後の別のサンプルでの結果に期待と思いました。

二日目の午前に行われたポスターに関しても数点。

2-09陸上長距離選手を対象としたレジスタンストレーニングの効果
   負荷が60%1RMを10rep×3setとか意味が分からないです。
   クロカンを走れば掛かってしまう負荷レベルであり、設定からして謎です。
   日本の長距離の人たちはウエイトといったら1RMの60%という妄想から、
   いつになったら抜け出してくれるのでしょうか。必要なのは80~100%といった負荷ですよ。

2-11短距離走選手における大腿四頭筋内個別占有率とスプリントパフォーマンスの関連
   フォームの要素とか排除しきれないので何とも言えません。
   どうしてこうなったのかという推測が全く無く、とりあえず実験しました感しかないです。
   短距離選手と一般の人を比較した中で、過去にトレーニングをした一般人がいたのか、
   という点を聞き忘れました。
   これはよくある話でして、トレーニングを今していなくても過去にしていた場合では、
   かなり異なった結果をもたらす場合がありますので。
   
2-32アキレス腱長はスプリントパフォーマンスに影響するか
   ポスターの結論が影響しないという断言したもので、とてもチャレンジ精神に溢れていました。
   弾性その他を見ないで腱長だけで断言できる精神は若さですね。
   付着部や筋との関係など見る要素は多々あると思いますので、
   もっとしっかりやったら全く別の結果になるのではないかと思います。
   速い選手は基本的にアキレス腱がクッキリとしていますし、
   全く関係ないということは無いと思いますので...

2-41中強度有酸素性運動後の動脈機能の変化
   水中での運動後の方が血流依存性血管拡張反応が高かったということで、
   たまにプールで運動するようなトレーニングを入れて血管の機能を良くするのはありかな、
   と思いました。


その他、多くの発表がありました。来年の学会も多くの発表がなされることを期待しております。
質問、ツッコミを恐れずにしっかりと準備して全てのことを打ち返せるようにご用意ください...

そして二日目の最後のシンポジウム4が、

「これからのトレーニング現場で求められる人材」

という題で河森直紀先生(フリーランス)、熊野陽人先生(東海大学)、藤田善也先生(早稲田大学)の三人が登壇されました。

学会という場においては河森さんのフリーランスという肩書が光ってましたね。

内容に関してまして河森さんの研究者マインドを持つ指導者が求められるという話で、

論文の筆者の結論と自分の解釈は違っても良いはずだし、

そうした異なるような解釈を出来る知識が必要だといった感じの話には共感できました。

論文に書いてあることを鵜呑みにしていてはダメですよ、

というのはよく思います。

先行研究で既にあるのに知らない筆者であれば内容のレベルは少し落ちたりしますし。

少し疑った視点で見るのは大事だと思います。

あとは選手が求めるのならば少しくらいトレーニング効果が低くても、

しっかりとやれるものを提供するのが大事、という点も現場では必要な話だと思います。

理想的なトレーニングはとてもキツイものだったりして、

やりたくない、モチベーションが上がらないということはよく経験しますし。

なお、この練習をやった後に刷り込まれたツライ練習という感覚をどのように取り除くか、

という話は夏場に開催されました運動生理学会で大学院時代の先輩や先生に話を聞き、

二人とも同じ答えでした。

食事などで楽しんで忘れる。

これでした。キツイ運動の後にストイックな食事はツラさが増してしまうだけになりかねないので、

その辺りもうまくコントロール出来ると良いと思います。



そんなわけで長々と雑感を書いてきましたが、

私の個人的に思ったことなどですので意見の相違などはあるかと思いますが、

伝われば良いと思います点は、

「お仕事の依頼お待ちしています」

ですので、よろしくお願い致します。


真面目な点も入れておきますと、

今回は大学生などの若い人と一緒に参加しまして解説などをしながら見ましたが、

他人に話を聞くというのが最も速く理解する方法だと思いますので、

ポスター発表などでは分からない点は話を聞くのが良いと思います。

分からないので教えてくださいとやっていれば、

ポスター発表している側も重鎮の先生が「不勉強なので教えてください」、

という恐ろしいツッコミを入れてくるのを防ぐことも出来ますので...

それでも分からなかった点はネットや本で調べれば、

なるほどこれがあれでこれがあれか、

となると思いますし。

私も征矢先生の話を聞いていて、

やはりフルクトース-1,6-ビスリン酸は大事だよね、

と思いましたし。

興味を持って情報を集めていると、

突如としてすべてがつながることもよくありますから。

分からないからこそ参加する、そういった気軽な感じで良いと思います。

特にトレーニング科学会は現場を意識した学会ですので。

まぁでも現場のことはあんまり分かってないんだろうなぁ、

という話なんかも多々ありましたけど。

そうした点も自分でデータの使い方などを理解すれば選手としてさらに成長できるのでは、

と思います。

そうした論文を読んだりデータを見ての解釈の仕方などを教えてくれるのが、

大学や大学院だと思いますので、まだその辺りの若手の皆様は、

しっかりと勉強して頂ければと思います。

そうした点を理解するにはどうしたら良いか、

どうやって学べば良いのかといったことをの紹介も出来る場を作れればな、

と思います(来年度のカンファレンスでそんなテーマを提案してみたいところです)。

かなり長くなりましたが、

何か役立つことがございましたら幸いです。